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健康経営を支えるコンパッション・メンタルヘルス研修

健康経営を支えるコンパッション・メンタルヘルス研修

個人のメンタルヘルスケアに留まらず、相互理解と助け合いの文化を育み、組織の持続的な成長を支える研修です。

研修対象者

  • ①一般社員(若手・中堅社員)
  • ②管理職(マネージャー・経営層)

よくあるお悩み

現代のビジネス環境では、急激な変化や高まるプレッシャーの中で、多くの社員が心身ともに疲れを感じています。

  • 頑張っているのに成果が出ず、モチベーションが下がる
  • 急な業務変更に翻弄され、ペースが乱れる
  • 複雑で責任の重い業務に圧倒される
  • チームのつながりが希薄で、不安や孤独を感じる

実際、10人に8人は、仕事で強い不安や悩みといったストレスを感じていると言われています(厚生労働省 令和5年 労働安全衛生調査)。
こうした状態が続くと、メンタル不調や離職リスクが高まるだけでなく、挑戦意欲が低下し、組織の成長にも悪影響を与えます。
だからこそ、メンタルヘルスへの取り組みは、企業の未来を支える重要なテーマです。

研修概要と特徴

この研修では、「コンパッション(思いやり・共感力)」の視点を取り入れ、個人のセルフケアだけでなく、職場全体で互いに支え合う文化の大切さを学びます。

●理論から感情を理解
人はなぜ悩み、感情に振り回されるのか――心理的な仕組みを理解することで、自分を客観的に見つめる力(メタ認知力)を養います。
●今の自分に向き合うワーク
「どんな状態にあるか」「何を必要としているのか」を自覚する実践的なワークを通して、現場で役立つセルフマネジメントの方法を習得します。
●対話による相互理解
対話を重ねることで、自分自身だけでなく、他者の立場や感情にも目を向ける姿勢が自然と身につき、心理的安全性を育む建設的なコミュニケーションが広がります。

研修の効果

●メンタルヘルスの向上
自分の状態を客観的に把握できるようになり、心と体のバランスを保てるようになります。
●レジリエンス(回復力)の強化
ストレスへの耐性が高まり、変化の多い環境でも柔軟に対応できる力が育まれます。
●共感力のあるコミュニケーションの習得
相手の気持ちや立場に配慮する対話ができるようになり、心理的安全性が向上します。
●チームの結束力向上
思いやりを土台とした信頼関係が生まれ、助け合える風土づくりが進みます。

研修の必要性

テクノロジーの進化や業務の複雑化、リモートワークの普及により、社員の孤独感やストレスはますます強まっています。その結果、離職やパフォーマンス低下といった問題が表面化し、組織の生産性や一体感を損なう原因となっています。

「頑張ればなんとかなる」では通用しない今、メンタルヘルスへの本格的な取り組みは経営上の最重要課題です。

「コンパッション」は、社員一人ひとりの健康を守るだけでなく、共感をベースにした職場づくりを促進します。
持続可能な働き方を実現し、組織の健やかな成長を支える「健康経営」の鍵として、今、多くの企業で注目されています。

所要時間

企業のご要望に応じて、内容や時間を柔軟にカスタマイズ可能です。

  • 基礎編:3時間〜1日
  • 応用編:1日×5回

カリキュラム

■1日研修(例)

1.現代社会がメンタルヘルスに及ぼす影響について(講義&対話)
  • (1)私たちはどんな時代を生きているか?
  • (2)自分の課題・悩みは、コントロール可能か?
  • 社会背景を知ることで、自分の状況を客観的に理解し、自分や他者を積極的にケアしていく重要性を学びます。
  • 自分が抱えているストレスの種類や、ストレスとの「向き合い方」について理解を深めていきます。
 
2.自他を思いやる力 -コンパッションとは-(講義&対話&イメージワーク)
  • (1)定義やコンパッションが与える効果
  • (2)セルフチェック
  • コンパッションへの理解を深め、「自分へのコンパッション」「他者へのコンパッション」「コンパッションを受け取る」という3つの観点から、 日頃、どれだけ自分や他者を配慮しているか今の状態に気づきます。
  • コンパッションがある時とない時で、どのように自や他者の状態が変化するかを理解します。

【昼休憩】

3.コンパッション・メンタルヘルスケア(講義&対話)
  • (1)脳の仕組み
  • (2)感情の仕組み
  • 心理学や脳科学、進化学等を背景としたコンパッションの観点から、なぜ人が悩み・苦しむのかを紐解き、具体的にどんなメンタルヘルスケアをしていくと良いかを明らかにします。
4.相互に認めあう環境をつくる(講義&対話)
  • (1)感謝の輪
  • (2)具体的なアクション
  • お互いの強みや感謝したいことを伝え合い、配慮し配慮されることでの一体感を体験します。
  • 日頃のちょっとした「相手を思いやる心」が心身に与えるポジティブなインパクトについて理解し、現場で実践できるようにしていきます。

受講生の声

  • この研修での気づきとして、「自分自身を大切にすることが、他者に対する優しさへ繋がる」という考え方が印象的でした。
    研修を通して自分を思いやれているか大切にできているかを俯瞰的に考え、見つめ直すことができました。
    自分に厳しくなりすぎず、思いやりを持つことで、自身の安定へとつながり周囲との良好な関係構築にも役立つと思いました。
  • 繁忙期や取引先、社内でのやり取りで精神的に負担を感じる場面があるので、この考え方を都度意識していければ、そこを緩和して業務にあたることが出来るようになると思いました。
  • 今までの人生では常に失敗や緊張に晒されてきて、さらにそうならないように萎縮していたところがあります。
    そうしたものを理論的に解き明かし、無用な不安を取り除くきっかけになりました。また、他者へ向ける目も適切なものだったか、点検する機会になりました。 緊張や不安の支配から自身の能力を開放するとともに、共に仕事をするメンバーと相互に助け合っていきやすくなるだろうと感じています。

受講費用

研修料金は、プログラム内容、時間、参加人数、回数等によって異なります。ご希望をお伺いし、お見積りさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。

研修導入のご相談

企業内での研修・集合研修や、団体受講をご検討の場合は、割引制度等もございます。
詳細資料のご請求やお見積もりのご依頼は、お気軽に法人事業本部までお問い合わせください。

登壇講師

植田 早紀(うえだ さき)

研修講師

プロフィール
  • 研修分野:ビジネススキル研修
  • 保有資格:米国CTI認定 プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ(CPCC)、一般財団生涯学習開発財団認定 ワークショップデザイナー
  • 講師領域:人材開発、組織風土の醸成、コミュニケーション、リーダーシップ開発、メンタルヘルスケア
  • 経歴
  • 合同会社コンパッション・リーダーズ代表
  • 外資系製薬会社で13年間勤務。開発、営業(マネジャー)、マーケティング、学術、人事といった様々な部署・立場を経験。営業時代は、グローバル全社員の中から選出されるハイ・フライヤー・アワードを受賞。 2022年に独立し、研修講師のほか、コーチングやコンパッションの個人セッション提供、短大講師など、様々な形で「人の成長」に関わる。分かりやすい説明と参加者同士のディスカッション・対話から、「明日、現場で役に立つ研修」を心がけている。

三神 良子(みかみ りょうこ)

研修講師

プロフィール
  • 研修分野:ビジネススキル研修
  • 保有資格:米国CTI認定 プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ、国際コーチング連盟 プロフェッショナル・サーティファイド・コーチ(PCC)
  • 講師領域:人材開発、組織風土の醸成、コミュニケーション、リーダーシップ開発、メンタルヘルスケア
  • 経歴
  • 合同会社コンパッション・リーダーズ代表
  • 大学卒業後、金融機関に勤務。営業、カスタマーサービス、教育チームでの仕事に従事。部下や研修受講生の育成にやりがいを見出し、働きながらコーチの資格を取得。 2019年に独立して、コーチングの個人セッションの提供や、コンパッション、成人発達理論といった心理学の講座を主催。受講し終わった後、明るく前向きで、次の一歩を踏み出したくなるプログラム作成、ファシリテーションが持ち味。

LEC研修の強み

圧倒的にわかりやすい研修
圧倒的にわかりやすい研修
創立より40年以上に亘り培ってきた研修実績とノウハウで、貴社の人材育成計画をご支援いたします。
多様な研修受講スタイル
多様な研修受講スタイル
難解な知識もわかりやすく解説。研修終了後も財産となるオリジナル教材をご提供します。
柔軟なカスタマイズ力
柔軟なカスタマイズ力
資格対策合格のプロから実務に精通した講師まで、研修効果を最大化できる講師をアサインします。
実務・講義経験豊富な講師
実務・講義経験豊富な講師
講義内容は柔軟にカスタマイズ。貴社だけのオリジナル研修をご用意いたします。
法律・会計教育の強み
法律・会計教育の強み
講師派遣・WEB配信・eラーニングから双方向オンライン講義まで、最適な研修スタイルをご提案します。

社員研修実施までの流れ

お問い合わせ〜実施〜アフターフォローまで、ご希望に合わせた研修実施が可能です。

STEP1 ヒアリング
貴社の研修ニーズの全体像についてヒアリングいたします。
例)・実施内容・目的・時期・対象者・人数・予算・研修会場etc.
STEP2 ご提案書作成
ヒアリングの内容に基づき、ご提案書を作成いたします。
・研修の種類(集合研修・オンライン研修・eラーニング・資格取得対策)
・研修内容(カリキュラム等)・完成系かカスタマイズかオーダーメイドかの確認 など
STEP3 打ち合わせ
ご提案書に基づき、貴社のご意見・ご希望をうかがいながら、より詳細な内容を確定していきます。
STEP4 研修実施の確定
研修実施を確定します。
STEP5 契約・実施打合せ
研修日程・教材等の詳細を打合せをさせていただきます。
STEP6 研修実施
集合研修・オンライン研修・eラーニング・資格取得対策
STEP7 アフターフォロー
アンケートやご担当者様、講師などからのフィードバックを基にした改善提案や受講者へのアフターフォロー

お問合せ

研修実施に関するお悩みやご要望などは、お気軽にご相談ください。

  • ◎予算に合わせた対応
  • ◎集合研修&eラーニング組合せ
  • ◎業種ことのカスタマイズ・オーダーメイド
  • ◎eラーニングコンテンツ売切り
  • ◎全国への講師派遣
  • ◎多言語対応

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FAQ・よくある質問

研修会社は多々ありますが、LECの研修の特徴は何ですか?
  • 創立より40年以上に亘り、幅広い層の研修やスキルアップをおこなってきた実績がございます。
  • 資格取得対策で培った、難解な知識を誰にでもわかりやすく、かつ簡潔に教材としてまとめるノウハウ、またそれを短期間で制作する社内体制で、研修終了後も財産になる教材をご提供します。
  • 士業やコンサルタントなど実務に精通した方から、資格対策における合格指導のプロ、またはその双方を兼ね備えた方など、豊富なリソースにより研修効果を最大化できる講師を貴社のためにアサインします。
  • 研修効果を最大化するため、講義内容は柔軟にカスタマイズいたします。事例や社内規則など、盛り込みたい事項をお申し付けいただければ、貴社だけのオリジナル研修をご提案いたします。
  • 講師派遣・スタジオ収録動画のWEB配信・ビデオ会議システムによる双方向オンライン講義・eラーニングなど、費用・人数・時間・場所によって様々な提供形式を組み合わせ、最適な研修をご提案します。
どんな研修を実施するか悩んでるですが、LECではどんな研修が実施できますか?

LECの研修は、集合研修・eラーニング研修と分けて幅広いラインナップを取り揃えており、それらをベースにして、お客様のニーズを合わせてオーダーメイド・カスタマイズで対応いたします。

「こんな研修を実施したい」というご希望が明確であったり、「何を実施するか迷う」といったお悩みをお持ちの場合は、まずはぜひお問合せください。ご要望を伺ったうえで、最適な研修をご提案いたします。

全国で研修が実施できますか?
全国各地で研修をご提供可能です。お客様のご要望に応じて実施地域の講師をアサインいたします。周辺に適した講師がいない場合は、東京や大阪の拠点より派遣いたします。また、双方向型オンライン研修やeラーニング研修メニューも充実しておりますので、さまざまな研修スタイルを、地域に関わらずご提供可能です。
実績を教えてください。
創立後40年以上の歴史を持っている弊社ですが、企業研修部門についても30年以上前よりご提案をおこなっております。数多くの名だたる大企業から中央省庁、自治体研修所の包括受託まで、豊富な受託・提供実績を持っており、資格スクール事業で培ったノウハウと併せて、貴社の人材育成を万全にお手伝いいたします。
研修料金はいくらですか?
研修料金は、プログラム内容、時間、参加人数、回数等によって異なります。
集合研修の場合は、半日研修で20万円〜一日研修30万円〜です。
また、eラーニングは1講座1,000円(税抜)3,000円(税抜)の講座が中心です。一定人数の受講が見込まれる場合は受講料金のご相談を承ります。
他のコンテンツ受講や集合研修などの組み合わせにより提供価格は変動します。
ご予算にあわせた、カリキュラムのご提案もいたします。ご相談ください。
eラーニングと集合型・オンライン型研修の違いはなんですか?
eラーニングは、パソコンやモバイル端末を利用し、動画やスライドを視聴しながら行う学習方法です。時間や場所を問わずに自分のペースで学習に取り組める、何度も繰り返し学習ができることが特徴で、知識の修得に効果的な学習方法です。スマートフォンのようなモバイル端末を用いたeラーニングは、まさに時間と場所を選ばない学習スタイルといえます。
一方、双方向型オンライン研修は、eラーニングと同様にパソコンやモバイル端末を利用し学習します。配信時間に合わせた受講になりますが、双方向型配信の特徴を活かしたグループワークやディスカッションなど、講師と受講者、受講者同士のコミュニケーションをとることが可能です。知識修得に加え、より具体的な実践力の強化に適した学習スタイルです。繰り返し学習可能なeラーニング、実践力強化も可能な双方向型オンライン研修、各々の特徴を知り、目的に応じた使い分け、ブレンディングが有効です。
集合型とオンライン型で研修内容に違いはありますか?
集合型研修のカリキュラムをベースに、グループワークやチャット機能の活用など集合型に近い形で実施いたします。内容やテーマによっては、カリキュラムの変更、タイムスケジュールの調整なども行い、より高い学習効果を目指します。
※グループワークや体験共有など、オンライン研修だけで効果を上げることが難しいカリキュラムもあります。オンライン研修の特性を活かした研修計画をご提案させて頂きます。
研修実施の相談や依頼はどのようにすればよいですか?
お問い合わせフォームまたはお電話にてお気軽にお問合せください。お問合せを頂きましたのち、弊社担当営業にてヒアリング、ご提案をさせて頂きます。弊社既存の研修メニューのカスタマイズや貴社オリジナル研修の対応もいたします。双方向型のオンライン研修だけではなく、動画配信型やクリックアニメーション型eラーニングも含め貴社ご要望にマッチしたご提案をさせて頂きます。
オンライン研修への参加が始めての受講者が心配です。
弊社スタッフより、研修開始前のオリエンテーションでオンライン研修に参加する際のポイントや研修中のサポートについてレクチャーいたしますので、ご安心ください。

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