お客様インタビュー
中央情報専門学校様

外国人が学ぶ専門学校インタビュー①
外国人学生が最大限スキルアップできる学び舎であるために
取材協力:中央情報専門学校(埼玉県新座市)

中央情報専門学校(埼玉県新座市)

今回取材にご対応いただきました方々
・(向かって左)富樫さん(ビジネスデザイン学科学科長)
・(向かって右)市川さん(就職部長)

中央情報専門学校様では多くの外国人留学生が学んでおり、日本語教育機関の教職員が留学生に勧めたい進学先を選ぶ「日本留学AWARD」において6年連続で表彰されるなど、高い教育・就職実績を誇っている専門学校です。
特に情報分野に強みを持っており、IT・WEB学科やAIプロジェクト学科など高度な技術と専門性を学ぶことができるのみでなく、ITスキルとビジネススキルをバランスよく組み合わせ、生産性の高い人材を育てるためのビジネスデザイン学科でも多くの外国人留学生が日々学んでいます。
そのビジネスデザイン学科では、授業の中に外国人雇用管理を学ぶ時間があり、毎年40名以上の学生が「外国人雇用管理主任者資格」の認定を受けています。
今回は、そのビジネスデザイン学科の学科長である富樫 素子 様に、授業で外国人雇用を取り入れた意図や、その後に取得する外国人雇用管理主任者資格の活用方法についてお伺いしました。

Q1.中央情報専門学校とビジネスデザイン学科について教えてください

当校は、「広く社会に役立つ、責任感と意欲を持った職業人を育成する」ための専修学校として、1987年に設立されました。特に情報分野の教育に力を入れており、IT・WEB学科、AIプロジェクト学科・ビジネスデザイン学科の3つの学科を開設しています。
また、当校の特徴として外国人留学生を多く受け入れていることが挙げられ、学生のうちおおよそ9割が外国人留学生となっています。
その中で、ビジネスデザイン学科ではIT・ビジネススキルやマーケティング、企業経営、簿記会計、労務管理などビジネス全般で生産性に関わる、質の高い知識をバランス学び、身に付けることができます。

Q2.外国人留学生の学習への意欲や、日本人学生と比較した際の違いなどがあれば教えてください

当校に入学する学生の多くは、日本での就職という明確な目標を持って来日していることから学習意欲が高く、語学力を考慮しても日本人学生と何ら遜色のない、学生によっては日本人以上の学習成果を残しており、就職実績においても同様になっています。
特にビジネスデザイン学科では、日本企業に就職することをゴールとするのではなく、将来的にリーダーやマネージャーにもなりうる人材を輩出することを目指してカリキュラムや事業内容を検討しています。

Q3.ビジネス学科の授業において、外国人雇用のテーマを取り入れた背景についてお聞かせください

上述のとおり、当校で学ぶ外国人留学生は学習意欲も高く優秀なことから、日本企業内においても中核として活躍していってくれることを願っています。同じように日本企業内で働く外国人は今後も増え続けていくと考えていますが、まだまだ外国人雇用に関する知識やノウハウが不足しており、それがネックとなり積極推進できないという話も数多く聞いています。
そのような際に、当校を卒業した外国人留学生が授業で学んだ知識を活かして外国人雇用の推進者の一人となり、更にはリーダーやマネージャーという役割を任せられるような活躍をしていって欲しいとの想いから2年生の授業に取り入れました。
学ぶ内容は法律や制度や制度に関わるものも多く決して易しいものではありませんが、学生たちも意図を理解し、熱心に授業を聞いています。また、知識習得のみでなく、「外国人雇用管理主任者」資格の認定も受けられることも大きなモチベーションに繋がっており、就職活動においてもアピールできる武器となっています。

Q4.実際授業を受けた生徒の皆様の感想を聞いていただけますか

  • 就職面接で本資格を取得していることを申し出ると担当者から興味深く話を聴いてもらえました。
  • 技術・人文知識・国際業務ビザの申請する際に今まで頑張って勉強してきた証(あかし)として、胸を張って書類を提出し、在留資格許可を頂くことができました。
  • 将来、業務のリーダーや管理者としてキャリアアップするときに強力な武器になると感じました。
  • 職場で、自分と同様に働く外国人のよきアドバイザーになると周りから頼りにされています。
  • 実習生の管理や特定技能者の管理には欠かせない資格だと思っています。

Q5.外国人雇用を検討している日本企業の皆様へメッセージをお願いします

日々多くの外国人留学生と接していて感じるのは、就業への高い意欲、更には就業に繋がる学業への高い意欲です。
このような、日本においては実感することが少なくなった職業人としての情熱や熱意を彼らは持っており、今後更に高齢化が進み、人口が減少していく日本に新たな活力を与えていってくれるものだと確信しています。
実際に当校の卒業生たちの多くは就職後もその積極性や持ち前の明るさを失うことなく、企業内で欠かせない人財として活躍してくれています。
採用する側の企業としても様々な準備や環境整備が必要になる場合もありますが、それ以上の良い影響を与えていってくれるはずです。
企業の将来や、未来の日本の豊かさを守っていくためにも、是非彼らに活躍の機会を与え、大いに頼っていっていただけることを願っています。

外国人雇用管理主任者試験に合格して喜んでるビジネスデザイン学科令和4年度卒業生の姿
外国人雇用管理主任者試験に合格して喜んでるビジネスデザイン学科令和4年度卒業生の姿

中央情報専門学校について

中央情報専門学校について

21世紀の日本と世界で新しいビジネスを生み出す、
クリエイティブで社会に役立つ人材を育成する専門学校

基本情報

〒352-0001 埼玉県新座市東北2-33-10
TEL:048-474-6651(代表)/FAX:048-475-1814/E-mail:ccc@ccmc.ac.jp

■IT・Web学科 ■AIプロジェクト学科 ■ビジネスデザイン学科 ■日本語本科

学校法人中央情報学園は、昭和62年(1987年)埼玉県知事の認可を得て、「広く社会に役立つ、責任感と意欲を持った職業人を育成する」ことを建学の教育理念に掲げ創立されました。現在、中央情報専門学校(埼玉県)と早稲田文理専門学校(東京都)の2つの専門学校を有し、両校は姉妹校としてそれぞれの強みを共有し、高度な専門知識と技術を修得した専門職業人の育成に努めています。

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