お客様インタビュー│金沢福祉専門学校②
外国人留学生の皆様

「知らない」から「自分で判断できる」へ

◆今回取材にご対応いただいたのは◆

金沢福祉専門学校 グローバルビジネス学科
外国人留学生の皆様

金沢福祉専門学校 留学生の皆様

左から Phyo Thet Paing Oo(ピョーテッパインウー)さん、Gupta Anushka(グプタ アヌスカ)さん、Temuujin Altansuvd(テムジン アルタンスブド)さん、中央:脇田 潤先生

日本で働くためには、日本語やビジネスマナーだけでなく、在留資格、労働契約、税金、社会保険など、さまざまな制度について理解しておく必要があります。
金沢福祉専門学校グローバルビジネス学科では、外国人留学生が日本で安心して働き、将来のキャリアを築いていくための学びとして、LECの「外国人雇用管理主任者認定講座」などを授業に取り入れています。
今回は、実際に講座を学んだ3名の外国人留学生に、受講前後で変わったこと、就職活動に役立っていること、難しかったこと、そしてこれから日本で働く外国人に伝えたいことを聞きました。

「給与が思ったより少ない」の理由が分かるようになった

―― 講座を受講する前と後で、日本で働くことに対する考え方は変わりましたか。

学生 テムジン アルタンスブドさん

アルバイトをした経験はありましたが、以前は労働契約書を最初から最後まできちんと理解して読むことができていませんでした。税金や保険についてもよく分かっていなかったので、給与から何が引かれているのかも詳しく知りませんでした。今回勉強して、「給料からどうしてこの金額が引かれているのか」ということが分かるようになりました。知らないまま就職していたら、「どうして思っていたより給料が少ないんだろう」と感じていたかもしれません。今は給与明細についても、以前よりきちんと見るようになりました。

学生 グプタ アヌスカさん

私は在留資格の種類について少し知っていましたが、それぞれの在留資格でどのような仕事ができるのかまでは、はっきり理解できていませんでした。
授業で在留資格の種類や内容を学んだことで、「自分はどのような仕事を選ぶことができるのか」が分かるようになりました。税金や年金などについても学んだので、今行っている就職活動でも、その知識を活かせていると感じています。

学生 ピョーテッパインウーさん

外国人として日本で働くのであれば、日本の法律や制度について知っておきたいと思って勉強しました。
授業では、それまで知らなかった言葉もたくさん出てきました。難しい部分もありましたが、言葉の意味や制度について少しずつ理解できるようになりました。

「勉強した分野と仕事が関係する」ことを初めて知った

―― 日本で働くうえで、特に役に立ちそうだと感じたことはありますか。

学生 テムジン アルタンスブドさん

私が特に印象に残ったのは、在留資格と仕事内容には関係があるということです。
以前は、学校でビジネスを勉強して卒業した後、どんな仕事でもできると思っていました。でも、学んだ内容と就職する仕事との関係が大切だということを知りました。
今は、自分が学んでいることと、将来どのような仕事をするのかを考えながら就職活動をしています。

学生 グプタ アヌスカさん

私は将来、外国人をサポートする仕事に興味があります。自分自身が外国人として日本で生活しているので、将来は外国人の支援に関わる仕事ができたらいいと思っています。
今回、在留資格や日本で働くための制度を詳しく勉強したことで、その気持ちがさらに強くなりました。

学生 ピョーテッパインウーさん

私も外国人を支援する仕事に興味があります。自分が今回学んだことを、将来、日本で働く外国人のために役立てることができたらいいと思っています。

留学生が感じた「漢字が多くて難しい」という率直な声

―― 講座を受けていて、難しいと感じたところはありましたか。

最初は動画を聞きながら教材を読んでいましたが、教材には漢字が多く、難しいと感じました。
私は日本語能力試験のN2やN3レベルで勉強していますが、普段の生活ではあまり使わない言葉や、初めて見る言葉もたくさんありました。漢字にふりがながあったり、もう少し簡単な日本語で説明されていたりすると、さらに分かりやすいと思います。

動画についても、説明のスピードが少し速いと感じるところがありました。でも、学校の先生が内容を簡単な日本語に直し、PowerPointを作って説明してくれたことで、とても分かりやすくなりました。それからは「もっと勉強したい」「面白い」と思えるようになりました。

外国人雇用管理主任者に関するよくある質問 はこちら

就職活動で「会社を見るポイント」が変わった

―― 現在、皆さんは就職活動をされています。今回学んだことは、会社を選ぶときにも役立っていますか。

学生 グプタ アヌスカさん

会社によっては在留資格の手続きをサポートしてくれるところもありますが、すべてを会社がやってくれるとは限りません。だからこそ、自分自身が在留資格について知っておくことが大切だと思います。将来会社に入ったときに外国人の同僚がいれば、自分が学んだ知識を使って、その人たちを助けることもできると思っています。

学生 テムジン アルタンスブドさん

以前は、会社を選ぶときに「休みはどのくらいあるのか」「ボーナスはあるのか」「どのような仕事をするのか」といったことを、あまり詳しく考えていませんでした。
でも、勉強してからは会社の制度などを見るようになり、「この会社は自分に合っているかな」と考えて応募するようになりました。

以前だったら、早く就職先を決めなければならないと思って、最初に見つけた会社に入ろうとしていたかもしれません。今は制度や在留資格について少し分かるようになったので、焦って決めるのではなく、いろいろな会社を見て、自分に合った会社を探したいと思っています。

求人票についても、「どこをきちんと読めばいいのか」が以前より分かるようになりました。

「自分と同じ外国人を支えたい」

―― 将来、日本でどのような仕事をしていきたいですか。

学生 ピョーテッパインウーさん

私は人と話すことが好きですし、人を助けることも好きです。将来は外国人をサポートする仕事をしたいと思っています。自分はミャンマー出身なので、日本とミャンマーをつなぐ架け橋のような仕事ができたらいいと思っています。

学生 グプタ アヌスカさん

私は働く地域には特にこだわっていません。まず日本で働いて経験を積したいです。そして将来は、ネパールと日本、さらに他の国と日本をつなぐ架け橋になれるような仕事をしていきたいと思っています。

学生 テムジン アルタンスブドさん

私は日本語学校に通っていた頃、東京に住んでいました。東京ではアルバイトも忙しく、自分の時間があまりなく、少し疲れてしまうこともありました。
その後、金沢に来て生活してみると、自分の国と似た季節を感じられるところもあり、生活しやすいと感じています。ほかの地域にも行きましたが、私は金沢が好きなので、できれば金沢で就職して働きたいと思っています。

後輩に伝えたい。「まず日本のルールを知ってほしい」

―― これから日本で働く外国人留学生に、「これは知っておいたほうがいい」と伝えたいことはありますか。

学生 グプタ アヌスカさん

一番知ってほしいのは、日本のルールやマナーです。日本では就職するだけではなく、生活もしていかなければなりません。生活のルール、仕事のルール、在留資格のこと、自分がどのような仕事をすることができるのか。そうしたことを日本で働く前に知っておくことが大切だと思います。

学生 ピョーテッパインウーさん

外国人が日本で生活して働くために大切なのは、日本の法律やルールを知り、それを守ることだと思います。私自身も今回勉強して、新しく知ったことがたくさんありました。これから日本に来る外国人にも、日本の法律やルールを正しく知してもらいたいです。
そして、自分が学んだことを将来、ほかの外国人にも教えていきたいと思っています。

学生 テムジン アルタンスブドさん

私も一番大切なのは、日本のルールを知ることだと思います。例えば、ごみの出し方一つでも、地域によってルールがあります。日本に来たばかりの頃は、どうしたらいいか分からず困ることもありました。市役所でもらったパンフレットを読んだり、先生から教えてもらったりして、少しずつ分かるようになりました。今回の講座では、生活の中で困ったときに誰に相談すればいいのかということも学びました。そして、特に変わったのが給与明細の見方です。

以前は「10万円もらった。うれしい」「思ったより多かった、少なかった」というくらいしか考えていませんでした。今は、残業を何時間したのか、休んだ日はどうなっているのか、どのようなお金が引かれているのかを詳しく見るようになりました。

日本は安全な国というイメージもありますが、何も問題が起きないわけではありません。どのようなことに気をつければいいのか、困ったときにはどうすればいいのかも学ぶことができました。

講座を勉強してから、日本で生活することや働くことについて、自分の考え方が大きく変わったと思います。

「自分を守る知識」から「誰かを支える知識」へ

今回、3名の学生の話から共通して感じられたのは、制度について学ぶことで、単に知識が増えただけではなく、自分で考え、判断する視点が生まれていることでした。

  • 給与明細を確認する。
  • 求人票のどこを見るべきかを考える。
  • 自分の在留資格でどのような仕事ができるのかを理解する。
  • 困ったときに、どこへ相談すればいいのかを知る。

一つひとつは日常の中の小さなことかもしれません。しかし、日本で働く外国人にとって、それらは安心して生活し、自分自身のキャリアを築いていくための大切な知識です。

そして印象的だったのは、3名とも「自分が理解して終わり」ではなく、将来は外国人を支援したい、自分の国と日本の架け橋になりたい、後輩にも教えてあげたいと話していたことです。

日本で働くために身につけた「自分を守るための知識」が、将来、誰かを支えるための知識へとつながっていく。
学生たちの言葉から、その第一歩がすでに始まっていることが感じられました。

金沢福祉専門学校 グローバルビジネス学科 学科長 脇田潤先生の受け入れ目線でのインタビューはこちら

インタビュー
学生に「まず自分の身を守る力」を
をみる

金沢福祉専門学校について

金沢福祉専門学校 校章
学校名
学校法人 清永学園 金沢福祉専門学校
学科
グローバルビジネス学科(2025年4月開設)
定員
60名
学生構成
全員が外国人留学生(ネパール/ミャンマー/スリランカ/バングラデシュ/モンゴル/ベトナムの6か国)
課程区分
商業実務課程
HP
https://k-fukushi.ac.jp/about/

LECの外国人/グローバル人材育成におすすめ研修

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外国人雇用管理主任者に関するよくある質問

Q1.外国人雇用管理主任者とはどのような資格ですか?試験について教えてください。

外国人雇用管理主任者とは、外国人を雇用するにあたっての知識を習得し、企業の外国人雇用をサポートできる人材育成を目的として設立された資格です。外国人を雇用するには、日本人の雇用とは異なる手続きや注意点があります。手続きにミスが発生すると企業側に罰則が与えられることもあり、注意が必要となります。外国人雇用管理主任者の資格を保持する人材がいれば、外国人雇用はスムーズかつ安全に行われます。

Q2.試験に合格したら、外国人雇用管理主任者を名乗れますか。

試験合格後、外国人雇用センターでの登録が必要となります。
試験合格者で、外国人雇用管理主任者としての行動準則を承認された方は、当センターに外国人雇用管理主任者として正式に登録していただくことができます。登録された方には当センターより認定外国人雇用管理主任者としての認定証を発行いたします。詳細はこちらでご確認ください。

Q3.外国人雇用管理主任者を取得するメリットや活躍フィールド、想定される業務を教えてください。

日本人の雇用とは異なる手続きや知識が必要なので、入国管理法、特定技能ビザなどの知識があることによって、外国人雇用をスムーズに進められることです。また、外国人労働者を雇用するにあたっての雇用契約書や就業規則の作成方法を熟知しているで、外国人労働者との日本人同士では起こり得ないトラブル、問題を早期解決・回避できることもメリットの一つです。
外国人雇用管理主任者の学習を通じて得られる知識は、企業側の人事担当者だけでなく、登録支援機関や管理団体といった外国人雇用をサポートする立場の方々や社会保険労務士や行政書士といった士業の方々、企業内の管理職など幅広いフィールドの方々にとって有用です。

Q4.他にも似たような資格がありますが、違いを教えてください。

「外国人雇用管理主任者」の特徴は、外国人雇用に関して、幅広く知識を得ることができることです。
「外国人雇用管理主任者」は外国人雇用に関わる全ての人に有用な資格ですが、特に企業の人事担当者や登録支援機関の支援担当者など、外国人雇用に対して特に深く関わる企業人にとって必要な知識を網羅することができますので、このような方にとって、非常に有用な資格となっております。また、雇用に関する最新制度や採用方法、入管法、労務管理など、分野を横断した総合的に学習できます。

Q5.外国人雇用管理主任者の資格はどのような場面で活かせますか。

外国人雇用管理主任者試験を通して、外国人雇用に関して様々な知識を学ぶことができます。例えば、

  • 外国人材を雇用する企業の人事労務担当者様は採用から育成までの基礎知識がわかるのでサポートしやすい
  • 外国人社員の上司または部下の立場で外国人の協働活躍する方
  • ご自身が外国人で外国人の育成・管理をめさず幹部候補
  • 教育機関大学・専門学校・日本語学校の講師や学生
  • キャリアコンサルタントやコーチなどの専門家
  • 人材サービス会社のご担当者
  • 監理団体や登録支援機関の担当者

Q6.認定講習の受講方法を教えてください。

LECの資格認定講習専用サイトにログインし、講義動画をすべて視聴受講してからサイト内の修了認定試験に合格することで修了します。受講期間中、講義動画と修了認定試験はいつでも何度でも受講、受験が可能です。 受験は70%以上の正解をもって合格としています。
受講記録と合格記録は、LMS(学習管理システム)により自動管理されており、合格者には、受講翌月末までに、外国人雇用支援センターより合格証書および登録案内を郵送いたします。

Q7.認定講習の修了試験の難易度を教えてください。

講義動画をしっかり視聴受講することで合格できるレベルです。
受講期間内であれば、何度でも繰り返し動画視聴や受験が可能ですので、必ず期間内に合格して修了してください。

Q8.LECの実績を教えてください。

創立後40年以上の歴史を持っている弊社ですが、企業研修部門についても30年以上前よりご提案をおこなっております。数多くの名だたる大企業から中央省庁、自治体研修所の包括受託まで、豊富な受託・提供実績を持っており、資格スクール事業で培ったノウハウと併せて、貴社の人材育成を万全にお手伝いいたします。

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LEC東京リーガルマインドは貴社の人材育成を成功させるため、講師派遣研修・eラーニング・資格検定対策研修・ブレンディング研修まで、様々なプランをご用意しております。詳細資料のご請求やお見積りのご依頼は、お気軽に法人事業本部まで。

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